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Dune Analyticsを使うのにSQLの知識は必要ない——意外に思われるかもしれませんが、これが入門の最短ルートです。Duneは「SQLでブロックチェーンを分析するツール」として知られているため、データベースの経験がない方ほど敷居の高さを感じ、開く前に諦めてしまいがちです。
実際には、Duneには世界中の分析者が公開した膨大な数のダッシュボードがあり、閲覧するだけなら1行もコードを書く必要がありません。この記事では、アカウント登録から既存ダッシュボードの探し方・読み解き方、そして次のステップとしてクエリの中身を覗く方法までを解説します。読み終える頃には、DEXの出来高やステーブルコインの供給量といったオンチェーンデータを自分の目で確かめられるようになり、SNSの真偽不明な情報に振り回されずに済みます。
公式ドキュメントと実際の画面操作を突き合わせて整理しました。順に見ていきましょう。
Dune Analyticsとは?ブロックチェーンの「見える化」ツール
Dune Analytics(デューン・アナリティクス)は、ブロックチェーン上に記録された取引データをSQL(データベースに問い合わせるための言語)で集計し、グラフや表として可視化できるWebサービスです。イーサリアムをはじめ、複数の主要チェーンのデータに対応しているとされています。
ブロックチェーンのデータは誰でも見られる公開情報ですが、生のデータは16進数の羅列で、人間がそのまま読むのは現実的ではありません。Duneはこの生データを整理された表形式に変換して提供しており、分析者はそこから必要な数字を取り出してグラフ化します。作られたダッシュボードは原則として公開され、誰でも無料で閲覧できる——この「分析の共有文化」がDune最大の特徴です。オンチェーン分析そのものの基礎はテクニカル・技術解説カテゴリの記事でも扱っています。
日本円の入出金に対応した国内の登録業者なら、購入から送金まで一つの口座で完結します。口座開設と維持の費用はかからず、取扱銘柄や手数料体系は公式サイトで確認できます。
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まずは登録:無料プランでできること
Duneの公式サイトからメールアドレス等でアカウントを作成します。料金プランは複数ありますが、既存ダッシュボードの閲覧や基本的なクエリ実行は無料プランの範囲でできるとされています。プランの内容や制限は変更されることがあるため、最新の条件は公式情報を確認してください。
登録すると、トップページに人気のダッシュボードが並びます。この段階でSQLの画面を開く必要はまったくありません。まずは「他人の分析を読む側」として使い始めるのが挫折しない近道です。
SQLなしで使う:既存ダッシュボードの探し方
画面上部の検索バーにキーワードを入れると、関連するダッシュボードが一覧表示されます。検索のコツは次のとおりです。
- プロジェクト名で探す(例:「Uniswap」「Lido」など)。主要プロジェクトには定番ダッシュボードが存在することが多い
- テーマで探す(例:「stablecoin」「NFT」「gas」)。英語キーワードのほうがヒット数は多い傾向
- スター数(お気に入り登録数)の多いものから見る。多くの人に参照されている分析は、指標の取り方が比較的整理されている
気に入ったダッシュボードはスターを付けておくと、自分のページからすぐ再訪できます。相場の節目ごとに同じダッシュボードを見る習慣を作ると、数字の変化に気づきやすくなります。
ダッシュボードの読み解き方:3つの着眼点
1. 集計期間と単位を確認する
同じ「出来高」でも、日次・週次・累計のどれか、単位がドル建てか枚数かで印象は大きく変わります。グラフのタイトルと軸ラベルを最初に確認しましょう。
2. 直近の変化より「傾向の転換」を見る
オンチェーンデータは日々の振れ幅が大きいため、1日分の増減で判断するのは早計です。数週間〜数か月のトレンドが上向きから横ばいに変わった、といった転換点に注目するのが一般的な読み方とされています。
3. 作者と更新状況を確認する
ダッシュボードは個人が作るものなので、集計ロジックが古いまま放置されている場合があります。最終更新時期や、作者が継続的に活動しているかも参考にしてください。数字を鵜呑みにしない姿勢は、詐欺の見分け方で解説している情報リテラシーとも共通します。
次のステップ:クエリの中身を覗いてみる
ダッシュボードの各グラフには、元になったクエリ(SQL文)へのリンクがあります。開いてみると、「どのテーブルから」「どんな条件で」数字を集計しているかが読めます。最初は意味が分からなくても、SELECTやWHEREといった単語と表示結果を見比べるだけで、分析の骨格がつかめてきます。
さらに一歩進みたければ、既存クエリを複製(Fork)して、対象のトークンアドレスや期間だけ書き換えてみるのが定番の学習法です。ゼロからSQLを書くのではなく、動いているクエリを少しずつ改造しながら覚える——これがDuneコミュニティで広く共有されている上達ルートです。なお、分析対象の通貨そのものにこれから触れる方は、先に仮想通貨の始め方ガイドで全体像を押さえておくと理解が早くなります。
数字で確かめたい場合は、目的別の計算ツールで試算できます(26種・登録不要)。
よくある質問(FAQ)
本当にSQLを知らなくても使えますか?
閲覧だけなら問題なく使えます。公開ダッシュボードの検索・閲覧・スター登録にコードは一切不要です。
自分で新しい指標を作りたくなった段階で、既存クエリのForkから少しずつSQLに触れていけば十分です。
Duneのデータはリアルタイムですか?
ブロックチェーンの生データを加工して提供する仕組み上、反映まで一定のタイムラグがあるとされています。秒単位の取引判断に使うツールではなく、傾向を読むためのツールと考えるのが適切です。
日本語には対応していますか?
インターフェースやダッシュボードの多くは英語です。ただしグラフ中心の画面構成のため、この記事で紹介した着眼点(期間・単位・傾向)を押さえれば、英語が得意でなくても読み解けます。
無料プランのままで十分ですか?
閲覧中心の使い方なら無料プランで足りるケースが多いとされています。クエリの実行回数や機能に制限があるため、本格的に自作分析を行う段階になったら有料プランを検討してください。最新のプラン内容は公式情報の確認をおすすめします。
免責事項:本記事は一般的な情報提供を目的としており、投資助言ではありません。最新の情報は公式情報をご確認ください。



