ビットコイン - BTC

ビットコインの積立と一括投資はどっちが得か?過去データで徹底比較

本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含む場合があります。

積立投資と一括投資の違いは、突き詰めると「同じ資金を時間的に分散して投じるか、まとめて一度に投じるか」という1点に集約されます。毎月一定額を買い続けるか、最初にまとまった金額を一度に投じるかによって、平均取得単価がどのように作られていくかという構造そのものが変わります。

先に結論を言うと、長期的な値上がり局面が続くほど一括投資のリターンが積立投資を上回りやすくなる一方、価格が大きく上下する期間を含む場合は積立投資の方が平均取得単価を抑えやすい傾向が見られます。開始時期を1か月ずつずらした複数パターンで試算を突き合わせたところ、リターンの優劣は開始時期次第で入れ替わることも分かりました。なぜそうなるか、仕組みから順に比較しながら解説します。

国内で暗号資産を買うなら、まず口座が要ります

日本円の入出金に対応した国内の登録業者なら、送金や積立まで一つの口座で完結します。口座開設と維持の費用はかからず、取扱銘柄や手数料体系は公式サイトで確認できます。

GMOコインの口座開設ページを見る →PR・GMOコイン(GMOコイン株式会社)。手数料や取扱銘柄は変更されることがあるため、最新の内容は公式サイトでご確認ください。暗号資産は価格変動が大きく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

積立投資(ドルコスト平均法)の仕組み

積立投資は、あらかじめ決めた金額を一定の間隔で機械的に買い続ける方法です。相場が高いときは少ない量を、安いときは多い量を自動的に買うことになるため、平均取得単価が一時点の価格に左右されにくくなります。この考え方は一般に「ドルコスト平均法」と呼ばれ、株式や投資信託の積立でも広く使われています。

国内の主要取引所であるcoincheckbitFlyerでは、あらかじめ設定した金額を毎月自動的に買い付ける積立サービスが提供されています。購入のタイミングを自分で判断する必要がないため、価格を見ながら悩む時間を減らせる点も特徴です。

一括投資の仕組みと理論上有利とされる理由

一括投資は、用意した資金をまとめて一度に投じる方法です。長期的に右肩上がりの値動きが続くと仮定した場合、資金を早く投じるほど値上がりの恩恵を受けられる期間が長くなるため、理論上は一括投資の期待リターンが積立投資を上回りやすいとされています。

ただしこれはあくまで「相場が長期的に上昇し続けた場合」の話です。投資した直後に大きな下落が来ると、含み損を抱える期間が長引きやすく、積立投資に比べて精神的な負担が大きくなりやすい点には注意が必要です。

開始時期をずらしたバックテストで見えること

実際の値動きを使って比較する際に有効なのが、投資の開始時期を1か月ずつずらしながら複数パターンで試算する方法です。特定の1時点だけを切り取って比較すると、たまたまその時期の値動きに結果が左右されてしまうため、開始時期を分散させることで傾向を確認しやすくなります。

この方法で比較すると、長期の上昇相場を含む期間では一括投資が有利になる回数が多く、下落から始まる期間では積立投資が損失を抑えやすい傾向が確認できます。ビットコインは価格変動の幅が大きい資産であるため、この差が他の資産に比べて大きく出やすい点も特徴です。

比較軸 積立投資(ドルコスト平均法) 一括投資
平均取得単価 複数回に分散されるため一時点の価格に左右されにくい 投資したタイミングの価格でほぼ単価が決まる
上昇相場での期待リターン 一括投資に比べて相対的に低くなりやすい 早い段階で資金を投じる分、上昇の恩恵を受けやすい
下落相場での値動き 下落局面でも買い増しが続くため平均単価が下がりやすい 投資直後の下落は含み損の期間が長引きやすい
精神的な負担 一度に大きな金額を投じないため比較的続けやすい 投資直後の大きな下落局面では心理的な負担が大きくなりやすい
向いている人 投資初心者や、まとまった資金の投資タイミングに自信がない人 すでに知識があり、まとまった資金を長期間置いておける人

リターンだけでなく「継続できるか」という視点

バックテストの数字だけを見ると一括投資が有利に見える場面は少なくありません。しかし実際の投資は、途中で相場が大きく下落したときに投資を続けられるかどうかが結果を大きく左右します。積立投資は購入のタイミングを機械的に決められるため、下落局面でも淡々と買い続けやすいという心理的なメリットがあります。

一括投資でまとまった資金を投じた直後に相場が下落すると、含み損の大きさに動揺して早期に手放してしまうケースも見られます。数字上の期待リターンだけでなく、自分がどこまで値動きに耐えられるかを踏まえて選ぶことが重要です。

どちらを選ぶべきか?判断基準

まとまった資金があり、価格変動を許容できる、かつ長期間資金を動かす予定がないという方は、一括投資が選択肢になります。反対に、投資の経験が浅い、あるいは相場の変動に一喜一憂しやすいという方には、積立投資の方が続けやすい可能性があります。

  • まとまった資金の投資タイミングに自信が持てない場合は積立投資を軸にする
  • 資金の一部を一括投資、残りを積立投資に振り分けるハイブリッド型も選択肢になる
  • 投資額は生活資金と切り離し、余剰資金の範囲で行う

投資戦略についてさらに知りたい方は投資戦略カテゴリの記事も参考にしてください。仮想通貨をこれから始める方は、取引所の選び方や口座開設の流れについて始め方ガイドでも詳しく解説していますので、あわせてご確認ください。また、値上がり益には税金がかかるため、事前に税金ガイドで仕組みを確認しておくと安心です。

よくある質問(FAQ)

積立投資と一括投資を併用することはできますか?

可能です。資金の一部を一括で投じ、残りを毎月の積立に回すという併用は多くの投資家が行っている方法です。相場の見通しに自信が持てない部分は積立で分散し、確保しておきたい部分は一括で投じるといった使い分けができます。

積立の頻度は毎月でなければいけませんか?

毎週や毎日など、取引所によって選べる頻度は異なります。頻度を細かくするほど平均取得単価はより滑らかになりますが、手数料の負担が増える場合もあるため、各社の公式情報で手数料体系を確認してから選ぶことをおすすめします。

過去のデータで一括投資が有利だったなら、一括投資を選ぶべきですか?

過去の傾向はあくまで参考情報であり、将来の値動きを保証するものではありません。過去の一時期に一括投資が有利だったとしても、今後も同じ結果になるとは限らない点には注意が必要です。

ビットコイン以外の資産でも同じ傾向はありますか?

株式や投資信託でも、長期的な上昇相場では一括投資が有利になりやすいという傾向は一般に指摘されています。ただしビットコインは価格変動の幅が大きい資産であるため、積立と一括の差がより大きく出やすいとされています。

免責事項:本記事は一般的な情報提供を目的としており、投資助言ではありません。最新の情報は公式情報をご確認ください。

この記事について

執筆・編集:Bitcoin Analyze 編集部

金融庁・国税庁および各事業者の公式資料にあたり、基準日と定義を固定したうえで記事を作成しています。価格予測や利益保証は扱いません。事業者の条件は変更されるため、最終的な判断は公式情報をご確認ください。

主な参照先

Bitcoin Analyze 編集部

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください