本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含む場合があります。
※本記事にはアフィリエイト広告(A8.net)を含みます。記載の内容は2026年8月時点で公開情報を確認した一般的な解説です。
テクニカル分析の中でも、「どの価格水準が重要か」を判断するために使われる代表的なツールが、フィボナッチリトレースメントとピボットポイントです。どちらも多くのトレーダーが参照するため、機能しやすい性質があります。
本記事では、それぞれの仕組みと実際のビットコインチャートへの活用方法を解説します。
フィボナッチリトレースメントとは
フィボナッチリトレースメントは、イタリアの数学者フィボナッチが発見した数列(1, 1, 2, 3, 5, 8, 13…)から導かれる比率を価格チャートに適用したものです。隣接する数字の比率が「黄金比(約1:1.618)」に収束する性質を利用し、価格の「どこで反発するか」を予測します。
主に使われるフィボナッチレベルは次のとおりです。
- 23.6%:浅い押し目。強いトレンドの中で見られることが多い
- 38.2%:中程度の押し目。よく意識されるサポート・レジスタンス水準
- 50.0%:厳密にはフィボナッチ比ではないが、心理的節目として多くのトレーダーが意識する
- 61.8%:黄金比から導かれる最も重視されるレベル。深い押し目の際によく機能する
- 78.6%:ほぼ全戻しに近い水準。ここを割ると転換の可能性が高まる
この記事は2016年当時の内容です。現在の仕組みや制度については、次のガイドにまとめています。
日本円の入出金に対応した国内の登録業者なら、購入から送金まで一つの口座で完結します。口座開設と維持の費用はかからず、取扱銘柄や手数料体系は公式サイトで確認できます。
口座開設の手順を見る(無料) →PR・GMOコイン(GMOコイン株式会社)。手数料や取扱銘柄は変更されることがあるため、最新の内容は公式サイトでご確認ください。暗号資産は価格変動が大きく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
移動平均線・MACD・RSIといった指標は、それぞれ単独で覚えるより、どの相場で何が効くかを通しで押さえたほうが実際の判断に使えます。指標の数式より、外れるときの条件が書かれている本を選んでください。
Amazonでチャート分析の本を見る →PR・Amazonアソシエイト。価格や在庫は変動します。
ビットコインでのフィボナッチの使い方
フィボナッチリトレースメントは、TradingViewなどのチャートツールで簡単に描画できます。基本的な操作手順は次のとおりです。
- 上昇トレンドで使う場合:直近の安値から高値に向かってツールをドラッグ
- 下降トレンドで使う場合:直近の高値から安値に向かってドラッグ
- 各比率のラインが自動描画され、価格が戻ってきたときの反発水準を確認する
実際のビットコイン相場では、2024年の上昇局面で61.8%付近が強いサポートとして機能した場面が複数確認されています。また、2025年の調整局面でも38.2%〜50.0%付近での反発がみられ、フィボナッチレベルが意識されていたことが伺えます。
注意点として、フィボナッチはどの「起点と終点」を選ぶかによってレベルが変わります。「直近の明確な高値・安値」を起点にすることが基本ですが、どの高値・安値を使うべきかの判断には一定の経験が必要です。
ピボットポイントとは
ピボットポイント(PP)は、前日(または前週・前月)の高値・安値・終値を使って計算される価格水準で、当日の価格が反発・反落しやすい「節目」を事前に算出する手法です。
基本的な計算式は次のとおりです。
- PP(ピボットポイント)=(前日高値 + 前日安値 + 前日終値)÷ 3
- R1(第1レジスタンス)=(PP × 2)− 前日安値
- R2(第2レジスタンス)= PP +(前日高値 − 前日安値)
- S1(第1サポート)=(PP × 2)− 前日高値
- S2(第2サポート)= PP −(前日高値 − 前日安値)
PP・S1・S2・R1・R2の見方
ピボットポイントの各レベルを使って、当日の価格動向を判断する基本的な考え方は次のとおりです。
- PPより上で推移:強気(ブル)トレンドの可能性が高い。R1・R2が上値の目安
- PPより下で推移:弱気(ベア)トレンドの可能性が高い。S1・S2が下値の目安
- PPでの反応:PP付近で価格が反発するかブレイクするかで、当日の方向性を判断する材料になる
ビットコインのような24時間取引市場では、「前日」の区切りをどこにするか(UTC基準・JST基準など)によってピボット値が変わります。TradingViewには自動計算機能があるため、設定を確認した上で利用することをお勧めします。
フィボナッチ×ピボットポイントの組み合わせ実践例
この2つの指標は組み合わせて使うことで信頼度を高められます。
例として、次のようなシナリオが挙げられます。
- ビットコインが上昇後に下落し始め、フィボナッチ61.8%のレベルが85,000ドル付近に算出された
- 同日のピボットポイント計算でもS1が84,800ドル付近に出ていた
- 2つのレベルが近接している85,000ドル前後が「強いサポートゾーン」と判断できる
このように、異なる手法による重要水準が一致・近接している場合、そのゾーンでの反発確率が高いと多くのトレーダーは考えます。複数の根拠が重なるポイントを「コンフルエンスゾーン」と呼ぶこともあります。
よくある質問
Q. フィボナッチは株式やFXでも同じように使えますか?
はい、フィボナッチリトレースメントはビットコインに限らず、株式・FX・先物など幅広い市場で使われています。多くのトレーダーが参照するため、市場を問わず機能しやすい性質があります。ただし、市場ごとの流動性や参加者層の違いにより、効き方に違いが生じることもあります。
Q. ピボットポイントは毎日計算する必要がありますか?
TradingViewなどのチャートツールを使えば自動計算されるため、毎日手動で計算する必要はありません。ただし、計算に使う期間(日次・週次・月次)の設定は確認しておくことをお勧めします。
Q. フィボナッチの起点はどの高値・安値を使えばいいですか?
一般的には「直近の明確なスイング高値・スイング安値」を使います。複数の時間軸(例:日足と週足)で確認し、どちらでも明確な節目になっている高値・安値が信頼度の高い起点になります。最初は週足や日足レベルの大きな価格変動を起点に練習するとよいでしょう。
※本記事は情報提供を目的としており、投資を勧誘するものではありません。仮想通貨投資にはリスクが伴います。投資判断はご自身の責任でお願いします。



