Ledger Nano S Plusの使い方と設定方法【ハードウェアウォレット入門】

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キーワード: ビットコイン・Bitcoin・BTC

⏱ 読了時間: 19分
📅 最終更新: 2026年3月15日
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Bitcoin Analyze 編集方針: 本記事は仮想通貨の最新動向に基づき、中立・客観的な情報提供を目的として執筆しています。価格予測・投資推奨は含みません。

「仮想通貨の資産が増えてきたから、そろそろセキュリティを強化したい」

Ledger Nano S Plusの使い方と設定方法【ハードウェアウォレット入門】

そう思ってハードウェアウォレットを調べると、必ずといっていいほど名前が出てくるのがLedger Nano S Plusです。

でも実際、「設定が難しそう」「英語だったらどうしよう」と二の足を踏んでいる方も多いんですよね。

安心してください。Ledger Nano S Plusの設定は、手順どおりに進めれば初心者でも問題なく完了できます。

この記事では、Ledger Nano S Plusの購入からセットアップ、ビットコインの受け取りと送金まで、写真と手順で徹底解説します。


【結論】Ledger Nano S Plusの使い方と設定方法とは、ビットコイン・仮想通貨分野において重要な概念です。本記事では、その仕組みや特徴、活用方法について詳しく解説します。

2,100万枚
最大発行量
約4年
半減期サイクル
2009年
ビットコイン誕生

Ledger Nano S Plusとは?

Ledger Nano S Plusは、フランスの企業Ledger SASが製造するハードウェアウォレットです。

2022年にリリースされ、旧モデル「Ledger Nano S」の後継機として登場しました。

Ledgerは世界で最も普及しているハードウェアウォレットのブランドのひとつで、2026年時点で累計600万台以上が販売されています。

Ledger Nano S Plusの主なスペック

項目 仕様
接続方式 USB-C(Bluetooth非搭載)
対応コイン数 5,500種類以上
同時インストールアプリ数 最大100個
セキュリティチップ CC EAL6+(最高レベル)
画面サイズ 128×64ピクセル
価格(目安) 約1万5,000円〜1万8,000円

Bluetooth非搭載のためスマホとのワイヤレス接続はできませんが、その分バッテリー不要でUSBから給電して使えます。

シンプルさとコスパのバランスが取れた入門モデルです。

旧モデル(Nano S)との違い

旧Ledger Nano Sと比べると、Nano S Plusはストレージ容量が約4倍に増え、同時に多くのアプリをインストールできるようになりました。

また画面サイズも大きくなり、操作性が向上しています。

現在は旧モデルの販売は終了しており、新規購入はNano S Plus一択です。


Ledger Nano S Plusを購入する際の注意点

セットアップの前に、まず購入時の注意点をお伝えします。

これは非常に重要なので、必ず確認してください。

必ず正規販売店から新品を購入する

Ledger Nano S PlusはLedger公式サイト(ledger.com)またはAmazon等の正規代理店から購入してください。

中古品やフリマサイトで買った場合、前の所有者がシードフレーズをすでに知っている可能性があります。

その場合、資産を送金した瞬間に盗まれるリスクがあります。

開封時のチェックリスト

届いた商品を開けるとき、以下を確認してください。

  • パッケージが未開封(封印シールが破れていない)であること
  • デバイスに不自然な傷や改ざんの形跡がないこと
  • シードフレーズが書かれた紙が入っていた場合は絶対に使用しない(詐欺品の可能性大)

本物のLedger製品は、シードフレーズはユーザー自身がデバイス上で生成します。

最初からシードフレーズが書かれた紙が入っていることはありません。


初期設定の手順(Step by Step)

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それでは実際の設定手順を見ていきましょう。

必要なもの

  • Ledger Nano S Plus本体
  • 付属のUSBケーブル(USB-C)
  • Windows/Mac/Linux対応のPC
  • インターネット接続環境

Step 1:Ledger Liveをダウンロード

まず、Ledger公式の管理アプリ「Ledger Live」をPCにインストールします。

  1. ledger.com にアクセス(URLを直接入力するか、ブックマークから)
  2. 「Ledger Live」のダウンロードページへ移動
  3. ご自身のOSに合わせたインストーラーをダウンロード
  4. インストールを完了してLedger Liveを起動

注意:検索エンジンで「Ledger Live ダウンロード」と検索すると、フィッシングサイトが上位に表示されることがあります。必ず公式サイトのURLを手打ちするか、ブックマークからアクセスしてください。

Step 2:Ledger Nano S Plusの電源を入れる

付属のUSBケーブルでLedger Nano S PlusをPCに接続します。

画面に「Welcome to Ledger Nano S Plus」と表示されたら電源オンです。

左右のボタンを使って操作します。

  • 右ボタン: 次へ進む
  • 左ボタン: 前に戻る
  • 両ボタン同時押し: 決定・承認

Step 3:新しいウォレットを設定する

画面に「Set up as new device(新しいデバイスとして設定)」と「Restore from Recovery Phrase(リカバリーフレーズから復元)」の選択肢が出ます。

初めて使う場合は「Set up as new device」を選んで、両ボタンで決定します。

Step 4:PINコードを設定する

PINコードは、デバイスを物理的に操作するときのロック解除に使います。

4〜8桁の数字を設定してください。

  • 右ボタンで数字を増やし、左ボタンで減らす
  • 両ボタン同時押しで決定
  • 確認のためもう一度入力

PINコードは3回連続で間違えると自動的にデバイスが初期化されます。

盗まれても安心な仕組みですが、自分でも忘れないようにしましょう。

ただし、シードフレーズがあれば再設定できるので過度に心配しなくて大丈夫です。

Step 5:シードフレーズを記録する(最重要)

これが最も大切なステップです。

画面に24個の英単語(シードフレーズ)が1語ずつ表示されます。

付属のリカバリーシートに手書きで書き写してください。

守るべきルールは以下のとおりです。

  • 絶対にスマホで写真を撮らない
  • クラウドストレージやメモ帳に保存しない
  • 誰にも見せない
  • 複数のコピーを作って別々の場所に保管する(片方が火事になっても安心)
  • 金属製のバックアッププレートへの刻印も有効

24語を書き終えたら、確認テストがあります。

ランダムに選ばれた単語の番号が表示され、正しい単語を選ぶ操作を行います。

全て正解すれば初期設定完了です。

Step 6:Ledger LiveとNano S Plusを連携する

PC上のLedger Liveに戻り、画面の指示に従って操作します。

  1. 「デバイスのセットアップ」または「デバイスを追加」を選択
  2. 「Nano S Plus」を選択
  3. Nano S Plus上でLedger Liveの接続を承認(両ボタン同時押し)
  4. 本物のデバイスかどうかの真正性確認が自動で行われる
  5. 「デバイスが正規品です」と表示されれば接続完了

Step 7:コインのアプリをインストールする

Ledger Nano S Plusは、各仮想通貨ごとにアプリをインストールして使います。

Ledger Live上の「アプリカタログ」から好きなコインのアプリをインストールできます。

ビットコインを使う場合の手順:

  1. Ledger Liveの「アプリ管理」または「Appカタログ」を開く
  2. Bitcoin」を検索してインストール
  3. Nano S Plusの画面にBitcoinアプリが表示される

ストレージが許す限り複数のコインアプリを同時に入れられます(最大100個)。


ビットコインを受け取る(入金)方法

Nano S Plusへのビットコインの受け取り方を見ていきましょう。

手順

  1. Ledger Liveの左メニューから「アカウント」を選択
  2. 「アカウントを追加」からBitcoinアカウントを作成
  3. 「受け取り」ボタンをクリック
  4. Nano S Plus上でアドレスを確認して承認(これが重要)
  5. 表示されたアドレス(またはQRコード)を相手に伝えるか、取引所から送金する

Ledger Live上のアドレスだけを信じてはいけません。

必ずNano S Plusの画面上に表示されたアドレスと一致しているか確認してください。

PCがマルウェアに感染していると、画面上のアドレスが攻撃者のものに書き換えられていることがあります。


ビットコインを送金する方法

手順

  1. Ledger Liveの「送金」ボタンをクリック
  2. 送金するアカウントを選択
  3. 送り先のアドレスをコピー&ペースト(手入力は絶対NG)
  4. 金額と手数料を確認
  5. 「続行」をクリックするとNano S Plus上で確認が求められる
  6. Nano S Plusの画面で送り先アドレスと金額を目視確認
  7. 内容が正しければ「承認(両ボタン同時押し)」

ハードウェアウォレットの最大の利点がここにあります。

PCがウイルスに感染していても、Nano S Plusの画面で確認して承認しない限り、送金は実行されません。


Ledger Nano S Plusで管理できる主な仮想通貨

Ledger Nano S Plusはビットコインだけでなく、幅広いコインに対応しています。

代表的なものをご紹介します。

ビットコイン関連

  • Bitcoin(BTC
  • Bitcoin Cash(BCH)
  • Litecoin(LTC)

スマートコントラクト系

  • Ethereum(ETH)と全てのERC-20トークン
  • Solana(SOL)とSPLトークン
  • Avalanche(AVAX)
  • Polygon(MATIC)

その他の主要コイン

  • XRP(リップル)
  • Cardano(ADA)
  • Polkadot(DOT)
  • Cosmos(ATOM)

5,500種類以上に対応しているので、ほとんどの仮想通貨投資家にとって不足することはないでしょう。

ただし、デバイス上に同時にインストールできるのは最大100アプリ(コインの種類)ですが、削除して再インストールすれば資産は消えないので、コインごとに入れ替えることも可能です。


Ledger Nano S Plusのセキュリティの仕組みを理解する

なぜハードウェアウォレットがそれほど安全なのか、もう少し詳しく見てみましょう。

セキュアエレメントチップ

Ledger Nano S Plusには、CC EAL6+認定のセキュアエレメント(SE)チップが搭載されています。

これはクレジットカードやパスポートのICチップと同じカテゴリの、高度なセキュリティチップです。

秘密鍵はこのチップ内にのみ存在し、外部に取り出せない構造になっています。

オフライン署名の仕組み

仮想通貨の送金には「トランザクションへの署名」が必要です。

通常のソフトウェアウォレットではPCやスマホ上(インターネット接続された環境)で署名が行われます。

しかしLedger Nano S Plusでは、署名の処理はデバイス内で完結します。

PCに送られるのは「署名済みのトランザクション」だけで、秘密鍵はデバイスの外に出ません。

PCがウイルスに感染していても、秘密鍵を盗むことは不可能なんです。

物理的な確認(Physical Confirmation)

Ledger Nano S Plusは、送金の際にデバイス上のボタンを物理的に押して承認する仕組みです。

これを「Physical Confirmation(物理的確認)」と呼びます。

リモートハッカーはあなたのデバイスのボタンを物理的に押すことができません。

つまり、PCを完全に乗っ取られていても、物理的にデバイスを持っていない人は送金できないのです。

これがハードウェアウォレットの最大の強みです。


MetaMaskとの連携方法

Ledger Nano S PlusはMetaMaskと組み合わせることで、コールドウォレットの安全性を保ちながらDeFiやNFTを利用できます。

連携手順

  1. Ledger Nano S PlusのEthereumアプリを開く(デバイス上で)
  2. MetaMaskのメニューから「ハードウェアウォレットを接続」を選択
  3. 「Ledger」を選択してデバイスを接続
  4. アカウント(アドレス)を選択してインポート

連携後は、MetaMask上での操作でもNano S Plusによる署名が必要になります。

フィッシングサイトに接続してしまっても、デバイス上で承認しない限り資産は動かせません。


Ledger Nano S Plusに関する注意点と批判

Ledger Nano S Plusを推薦してきましたが、いくつか注意すべき点もあります。

フェアな情報をお伝えするために触れておきます。

2023年のデータ漏洩事件

2020年にLedgerのマーケティングデータベースがハッキングされ、顧客の氏名・住所・メールアドレスが流出しました。

この漏洩したデータをもとにしたフィッシング詐欺が横行したため、Ledgerユーザーを名乗るメールや手紙には特に注意が必要です。

ただし、秘密鍵やシードフレーズ自体は漏洩しておらず、デバイス内の資産は安全でした。

Ledger Recoverへの批判

2023年に発表されたクラウドバックアップサービス「Ledger Recover」に対して、コミュニティから強い批判が寄せられました。

このサービスはシードフレーズを分割してクラウドに保管するもので、「ハードウェアウォレットの哲学に反する」と議論になりました。

このサービスはオプトイン(任意)なので、使いたくない方は有効化しなければ問題ありません。

ライバル製品との比較

Trezorと比較されることが多いですが、どちらが「絶対に優れている」とは言い切れません。

Trezorはオープンソースで透明性が高い点が評価されています。

Ledgerはセキュアエレメントチップによるハードウェアレベルの保護が強みです。

「どちらを選ぶべきか」は自分のセキュリティ哲学と好みによります。


トラブルシューティング

デバイスが認識されない

  • 別のUSBポートを試す
  • USBハブを使っている場合は直接PCに接続する
  • Windowsの場合、Ledger公式サイトからドライバーをインストールする
  • Ledger Liveを最新バージョンにアップデートする

PINコードを忘れてしまった

3回間違えるとデバイスが初期化されます。

その後、シードフレーズを使って「Restore from Recovery Phrase」でウォレットを復元してください。

ファームウェアのアップデート

Ledger Liveから定期的にファームウェアのアップデートが提供されます。

アップデート前に必ずシードフレーズを手元に用意してから行ってください(アップデート中にリセットが発生することがあります)。


Nano S Plusの維持・管理のポイント

購入後も以下の点に気をつけましょう。

  • 定期的にデバイスを起動して動作確認する(年に数回)
  • Ledger Liveとファームウェアは最新バージョンに保つ
  • 端末は直射日光・高温・水気を避けて保管する
  • シードフレーズのバックアップが安全な場所にあるか定期的に確認する

まとめ:Ledger Nano S Plusは初心者にも最適なコールドウォレット

ここまで読んでいただきありがとうございます。

まとめると、Ledger Nano S Plusのセットアップは以下のステップです。

  1. 正規販売店から新品を購入する
  2. Ledger Liveをインストールする
  3. PINコードを設定する
  4. シードフレーズ24語を紙に書いて安全な場所に保管する
  5. 使いたいコインのアプリをインストールする
  6. 少額でテスト送金して動作確認する

初期設定さえ終われば、普段の使い方はそれほど難しくありません。

「資産が増えてきた」「長期保有を考えている」という方は、ぜひ今すぐ導入を検討してみてください。

1万円台の投資で、何百万円もの資産を守れるなら、コスパは最高だと思いますよ。


よくある質問(FAQ)

Q. Ledger Nano S PlusとNano Xの違いは何ですか?

最大の違いはBluetoothの有無です。Nano XはBluetooth搭載でスマホとワイヤレス接続できますが、価格は約2.5万円と高めです。Nano S PlusはUSB接続のみですが約1.5万円と手頃です。スマホで管理したい方はNano X、コスパ重視ならNano S Plusがおすすめです。

Q. シードフレーズを誰かに盗み見られた場合はどうすればいいですか?

すぐに新しいハードウェアウォレットで新しいウォレットを作成し、資産をすべて移動してください。シードフレーズを知っている人はいつでも資産を持ち去れるため、一刻を争います。

Q. 対応している仮想通貨の種類を教えてください。

ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、XRP、SOL、DOTなど5,500種類以上に対応しています。ただし、マイナーなアルトコインの中には未対応のものもあるため、購入前に公式サイトで確認してください。

Q. Ledger Nano S Plusの購入はどこがいいですか?

公式サイト(ledger.com)かAmazonの正規出品(Ledger Japan)がおすすめです。フリマサイトや正体不明のショップでの購入は絶対に避けてください。

Q. 「Ledger Recover」サービスは使うべきですか?

Ledger Recoverは月額費用を払うことでシードフレーズを暗号化してクラウドバックアップするサービスです。利便性は上がりますが、クラウドにシードフレーズのデータが存在することになるため、セキュリティ意識の高い方には不要です。


本記事は情報提供を目的としており、特定の商品・サービスを推奨するものではありません。仮想通貨の管理・投資にはリスクが伴います。最新の手順や仕様は公式サイトでご確認ください。本記事の情報は2026年3月時点のものです。

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