コインチェックとbitFlyerを徹底比較:手数料・使いやすさ・安全性【2026年版】

この記事のポイント

キーワード: 取引所・仮想通貨・ビットコイン

⏱ 読了時間: 13分
📅 最終更新: 2026年3月15日
✓ 情報提供のみ・投資判断はご自身で
Bitcoin Analyze 編集方針: 本記事は仮想通貨の最新動向に基づき、中立・客観的な情報提供を目的として執筆しています。価格予測・投資推奨は含みません。

国内の仮想通貨取引所を探していると、必ずと言っていいほど「コインチェック(Coincheck)」と「bitFlyer(ビットフライヤー)」の名前が出てきます。

コインチェックとbitFlyerを徹底比較:手数料・使いやすさ・安全性【2026年版】

どちらも金融庁に登録された老舗の取引所で、知名度・信頼性ともに国内トップクラスです。しかし「どちらを使えばいいのか」と迷う方は多いのではないでしょうか。

この記事では、コインチェックとbitFlyerを手数料・取扱い銘柄・使いやすさ・セキュリティなど複数の観点から徹底的に比較し、あなたに合った取引所を選ぶための判断材料を提供します。


【結論】コインチェックとbitFlyerを徹底比較:手数料・使いやすさ・安全性とは、ビットコイン・仮想通貨分野において重要な概念です。本記事では、その仕組みや特徴、活用方法について詳しく解説します。

目次

  • 運営会社・設立年・規制状況の比較
  • 取扱い銘柄数の比較
  • 手数料の比較
  • スマホアプリのUI比較
  • セキュリティ対策の比較
  • 初心者・中級者それぞれへの評価
  • どちらを選ぶべきか?判断フロー
  • まとめ
  • よくある質問(FAQ)

  • 1. 運営会社・設立年・規制状況の比較

    コインチェック(Coincheck)の基本情報

    コインチェックは2012年に設立された、日本最古参の仮想通貨取引所のひとつです。

    2018年に約580億円相当のNEM(XEM)が流出するというハッキング事件を経験しましたが、被害を受けたユーザーへの全額補償を実施しました。その後、2018年4月にマネックスグループ株式会社に買収され、経営体制を大幅に刷新しました。

    現在は「Coincheck株式会社」として運営されており、金融庁への暗号資産交換業者登録番号は「関東財務局長 第00014号」です。マネックスグループという大手金融グループのバックアップを受けており、財務的な安定性は大きく改善されています。

    bitFlyer(ビットフライヤー)の基本情報

    bitFlyerは2014年に設立された取引所で、「ビットコインはbitFlyer」のキャッチコピーで長年にわたりテレビCMを展開してきました。

    大きなハッキング事件の経験がなく、長期にわたって安定した運営を続けています。金融庁への登録番号は「関東財務局長 第00003号」で、国内最初期に登録を取得した取引所のひとつです。

    日本国内だけでなく、米国・EUにも法人を設立しており、グローバルな事業展開を行っています。

    規制対応の比較

    項目 コインチェック bitFlyer
    設立年 2012年 2014年
    金融庁登録番号 第00014号 第00003号
    親会社・グループ マネックスグループ 独立系(国内外に展開)
    重大ハッキング歴 あり(2018年・補償済み) なし
    海外展開 一部 米国・EUに展開

    2. 取扱い銘柄数の比較

    コインチェックの取扱い銘柄

    コインチェックは国内取引所の中でも銘柄数が多く、2026年3月時点でビットコインを含む30種類以上の暗号資産を取り扱っています。

    主な取扱い銘柄には、ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)・ライトコイン(LTC)・イーサリアムクラシック(ETC)・ポルカドット(DOT)・チェーンリンク(LINK)・ダイ(DAI)・エイブ(AAVE)などがあります。

    DeFi関連のトークンや比較的新しいアルトコインも積極的に追加しており、銘柄の多様性を重視する方に向いています。

    また「Coincheck IEO」という機能で、新規トークンの販売も実施しています。

    bitFlyerの取扱い銘柄

    bitFlyerは銘柄数では少数精鋭のアプローチをとっており、2026年3月時点で取り扱い銘柄数は約20種類前後です。

    主な取扱い銘柄は、ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・イーサリアムクラシック(ETC)・リスク(LSK)・リップル(XRP)・モナコイン(MONA)・ビットコインキャッシュ(BCH)・ステラルーメン(XLM)・テゾス(XTZ)・BAT(Basic Attention Token)などです。

    銘柄を絞り込んでいる分、各銘柄の流動性(取引量)が高く維持されています。ビットコインに特化した取引をメインに考えている方には十分な品揃えです。

    銘柄数比較まとめ

    項目 コインチェック bitFlyer
    取扱い銘柄数 30種類以上 約20種類
    新規銘柄追加 積極的 慎重
    アルトコインの多様性 高い 中程度
    主な強み 銘柄の多さ・IEO ビットコイン特化・流動性

    3. 手数料の比較

    取引所を選ぶうえで最も重要な要素の一つが手数料です。

    コインチェックとbitFlyerで手数料体系は大きく異なります。

    販売所スプレッドの比較

    「スプレッド」とは、取引所が提示する買い値と売り値の差額のことで、実質的な手数料として機能します。

    どちらの取引所も販売所での取引にはスプレッドが発生します。スプレッドの幅は銘柄・タイミングによって変動しますが、一般的にビットコインの場合は0.5〜1%程度のスプレッドが発生することが多いです。

    販売所は「すぐに売買できる便利さ」がある一方で、スプレッド分だけコストがかかります。コストを重視する場合は、次に説明する「取引所」機能の利用が推奨されます。

    取引所手数料の比較

    「取引所」機能は、ユーザー同士が注文を出し合うマーケット(板取引)です。スプレッドは発生しませんが、約定手数料がかかります。

    コインチェックの取引所手数料

    コインチェックの取引所(BTC/JPY板)では、約定金額に対して0%〜0.1%程度の手数料が設定されています。ただし、コインチェックの取引所で取引できる銘柄はBTC/JPYのみで、それ以外のアルトコインは販売所経由での取引となります。

    bitFlyerの取引所手数料

    bitFlyerには「Lightning(ライトニング)」という取引所プラットフォームがあり、複数の通貨ペアで板取引が可能です。

    手数料体系はメイカー(注文を出す側)とテイカー(既存注文に応じる側)で異なり、メイカーは-0.01%(リベートあり)、テイカーは0.01〜0.15%程度の手数料が設定されています。

    アクティブなトレーダーにとってはbitFlyerのLightningが有利な場合があります。

    入出金手数料の比較

    項目 コインチェック bitFlyer
    日本円入金(銀行振込) 無料 無料(三井住友銀行)
    日本円入金(クイック入金) 770円〜 330円〜
    日本円出金 407円 220円(3万円未満)
    BTC入金 無料 無料
    BTC出金 0.0005BTC 0.0004BTC

    日本円の出金手数料はbitFlyerの方が若干低く設定されています。

    ただし、出金頻度が低ければ大きな差にはなりません。


    4. スマホアプリのUI比較

    コインチェックのスマホアプリ

    コインチェックのスマホアプリは「シンプルさ」と「わかりやすさ」を重視したデザインが特徴です。

    アプリ画面を開くと、保有資産の合計金額がすぐに確認でき、各通貨の価格チャートもシンプルに表示されます。「買う」「売る」ボタンが大きく配置されており、操作に迷うことがほぼありません。

    App StoreやGoogle Playでのレビュー評価は高く、初心者が最初に使うアプリとして多くのレビューサイトで推奨されています。

    積立投資機能もアプリから簡単に設定でき、「毎月○円ずつ自動購入」という操作も数ステップで完了します。

    bitFlyerのスマホアプリ

    bitFlyerのスマホアプリは2種類あります。

    「bitFlyer」アプリは初心者向けで、シンプルな操作感でビットコインの売買ができます。

    「bitFlyer Lightning」アプリは、板取引やレバレッジ取引が可能な上級者向けプラットフォームです。専門的な機能が充実している分、慣れるまでやや操作が複雑に感じられる場合があります。

    「使い始めは簡単に、慣れたら本格的に」という二段階の構成は、長期的な使用を考えると便利です。

    アプリUI比較まとめ

    項目 コインチェック bitFlyer
    初心者向けUI 非常にわかりやすい わかりやすい
    中上級者向け機能 少なめ Lightningで対応
    積立機能 アプリから簡単操作 アプリ対応
    チャート表示 シンプル 詳細オプションあり

    5. セキュリティ対策の比較

    コインチェックの2018年NEM流出事件

    2018年1月、コインチェックは約580億円相当のNEM(XEM)を流出させるというハッキング被害を受けました。

    この事件は、秘密鍵をオンライン環境(ホットウォレット)に保管していたこと、マルチシグ(複数署名)によるセキュリティ強化が行われていなかったことが主な原因とされています。

    事件後、コインチェックはマネックスグループに買収され、セキュリティ体制を大幅に刷新しました。現在はコールドウォレット比率の引き上げ、2段階認証の強化、システム監視体制の整備などを実施しています。

    この事件を「過去の教訓として経営改善に活かした事例」として評価する見方もありますが、取引所のセキュリティ歴史を重視する方にとっては考慮すべき点です。

    bitFlyerのセキュリティ体制

    bitFlyerは創業以来、重大なハッキング事件を経験していません。

    セキュリティ対策として、顧客資産の大部分をオフライン環境(コールドウォレット)で管理していることを公表しています。また、外部のセキュリティ専門機関による定期的な監査も実施しています。

    2段階認証(Google Authenticator対応)はもちろん、出金先アドレスの事前登録制度を採用しており、不正出金のリスクを低減しています。

    日本・米国・EUで規制に対応した運営実績があり、特にEUでは厳格なMiCA規制への対応も進めています。

    セキュリティ比較まとめ

    項目 コインチェック bitFlyer
    重大ハッキング歴 あり(2018年・補償済み) なし
    現在のセキュリティ体制 刷新済み・強化済み 一貫して高水準
    コールドウォレット管理 実施 実施
    2段階認証 対応 対応
    出金制限設定 あり あり

    6. 初心者・中級者それぞれへの評価

    初心者に向いているのはどちらか

    初心者の方には、コインチェックがより向いていると考えられます。

    理由は以下の通りです。

    • スマホアプリのUIが非常にシンプルで直感的
    • 積立投資機能が充実しており、月500円から自動購入できる
    • 取扱い銘柄が多く、ビットコイン以外の通貨も試しやすい
    • 口座開設の手順がわかりやすいという評判が多い

    コインチェックのアプリは「仮想通貨を初めて買う人でも迷わない」ことを意識したデザインになっており、初めての取引体験としておすすめできます。

    中級者・アクティブトレーダーに向いているのはどちらか

    ある程度の取引経験を持つ中級者や、積極的に売買を行うアクティブトレーダーには、bitFlyerがより向いていると考えられます。

    理由は以下の通りです。

    • bitFlyer Lightningによる板取引で、スプレッドを回避できる
    • レバレッジ取引(証拠金取引)にも対応
    • メイカーリベートがあり、指値注文を多用するトレーダーにとってコスト面で有利
    • ビットコインの流動性が高く、大口注文でもスリッページが少ない

    長期保有をメインとする方、月に1〜2回程度の売買をする方には大きな差はありません。取引頻度や目的に応じて判断することをおすすめします。


    7. どちらを選ぶべきか?判断フロー

    以下のフローを参考に、自分に合った取引所を検討してみましょう。

    ステップ1: 目的を確認する

    • 「まず仮想通貨を試してみたい」→ コインチェック
    • 「ビットコインを長期で積み立てたい」→ コインチェック
    • 「色々なアルトコインに投資したい」→ コインチェック
    • 「アクティブにトレードしたい」→ bitFlyer Lightning
    • 「安定した実績の取引所を使いたい」→ bitFlyer

    ステップ2: 取引スタイルを確認する

    • 「月に数回、まとめて購入する」→ どちらでも可
    • 「毎月定額で自動積立したい」→ コインチェック(操作が簡単)
    • 「板取引で手数料を抑えたい」→ bitFlyer Lightning
    • 「レバレッジも使いたい」→ bitFlyer

    ステップ3: セキュリティ履歴を重視するか

    • 「ハッキング歴がない方がいい」→ bitFlyer
    • 「現在の体制で判断する」→ どちらも高い水準

    実際には、コインチェックとbitFlyerの両方に口座を持つことをおすすめする専門家もいます。

    取引所のリスク分散という観点からも、複数口座の保有は合理的な選択肢の一つです。


    まとめ

    コインチェックとbitFlyerはどちらも国内トップクラスの取引所であり、金融庁登録・セキュリティ対策・サービス品質のいずれも一定の水準を満たしています。

    コインチェックは銘柄数の多さと初心者向けUIの使いやすさが強みです。

    bitFlyerはセキュリティの安定性と取引プラットフォームの充実度が強みです。

    どちらが「絶対的に優れている」ということはなく、あなたの投資スタイルや優先事項によって適した取引所は変わります。

    まずは口座開設手続きを進め、実際に使いながら自分に合った取引所を見つけていくことが最も確実な方法です。

    取引所登録はこちらから:


    よくある質問(FAQ)

    Q1. コインチェックとbitFlyerは同時に口座を持てますか?

    はい、持つことができます。

    取引所ごとに本人確認が必要ですが、複数の取引所に口座を持つこと自体は問題ありません。

    リスク分散や手数料比較のために複数口座を持つ方も多くいます。

    Q2. 2018年のコインチェックのハッキング被害は補償されましたか?

    はい、コインチェックは被害を受けたユーザーに対して、自己資金による全額補償を実施しました。

    その後マネックスグループに買収され、セキュリティ体制も大幅に強化されています。

    ただし、当時の事件はセキュリティを評価するうえでの参考情報としてご認識ください。

    Q3. 手数料が安いのはどちらですか?

    目的によって異なります。

    販売所を使う場合はどちらもスプレッドが発生しますが、bitFlyerのLightning(板取引)を使いこなせる場合は、メイカーリベートの恩恵を受けられる分bitFlyerの方が有利なケースがあります。

    少額の積立・長期保有であれば、手数料の差は小さいと考えられます。

    Q4. 初めて仮想通貨を買うならどちらがおすすめですか?

    初心者にはコインチェックをおすすめする意見が多いです。

    スマホアプリの操作性がシンプルで、積立機能も充実しています。ただし、あくまでも個人の判断で選択することをおすすめします。

    Q5. 取引所を乗り換えることはできますか?

    はい、いつでも可能です。

    現在の取引所から仮想通貨を出金し、別の取引所へ送金することができます。

    ただし、出金手数料や送金時間がかかる場合があります。日本円に換えてから別の取引所で購入し直す方法もあります。


    ※本記事は情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。暗号資産への投資は元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身の責任で行ってください。取引所の手数料・サービス内容は変更される場合があります。最新情報は各取引所の公式サイトをご確認ください。