Coincheckとはどんな取引所か
Coincheck(コインチェック)は、マネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営する国内仮想通貨取引所です。金融庁への暗号資産交換業者登録を完了しており(登録番号:関東財務局長 第00014号)、国内でも知名度・口座数ともに上位に位置するサービスです。
2018年1月に発生したNEM大量流出事件(約580億円相当)は当時大きなニュースになり、一時はサービスの存続自体が危ぶまれました。しかしその後、マネックスグループが買収・経営再建を行い、セキュリティ体制の全面刷新・顧客への補償完了・金融庁への業務改善を経て、2019年に暗号資産交換業者として正式登録されました。現在はコールドウォレット管理の徹底・二段階認証の強化・内部統制の整備など、以前とは別組織と言えるほど安全管理が強化されています。
当サイトでは2016年の開設当初からCoincheckを紹介してきましたが、2026年現在もビットコインを初めて購入する方へのファーストステップとして、使いやすさとサポート体制の両面でCoincheckを選択肢のひとつとして紹介しています。
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口座開設の流れ(2026年版)
Coincheckの口座開設は、スマートフォンがあればおおむね30〜60分程度で完了します。以下に大まかな手順をまとめます。
1. メールアドレス登録・パスワード設定
Coincheckの公式サイト(coincheck.com)からアカウントを新規作成します。有効なメールアドレスと安全なパスワードを設定し、届いた確認メールのリンクをクリックして認証を完了させてください。パスワードは他のサービスと使い回さず、英数字・記号を組み合わせた強固なものにすることを強く推奨します。
2. 二段階認証の設定
ログイン後、まず最初に二段階認証(2FA)の設定を行ってください。Google AuthenticatorやAuthyなどの認証アプリを使うTOTP方式が推奨されています。SMS認証よりもアプリ認証の方がセキュリティ強度が高く、SIMスワップ詐欺への耐性があります。
3. 本人確認(KYC)
仮想通貨取引所では法律上、本人確認(KYC:Know Your Customer)が義務付けられています。Coincheckでは以下の書類が利用できます。
- マイナンバーカード(表面のみ・裏面の提出は不要)
- 運転免許証(表面・裏面)
- パスポート(顔写真ページ)
- 在留カード(表面・裏面)
スマートフォンのカメラで書類の撮影とセルフィー(本人の顔写真)を撮影します。書類の四隅が見切れていたり、光が反射して文字が読めない場合は審査が通りにくくなるため、明るい場所で撮影してください。審査は通常数時間〜数日で完了します(混雑時は数日かかる場合あり)。
4. 日本円の入金
審査通過後、日本円をCoincheckの口座に入金します。入金方法は主に以下の2種類です。
- 銀行振込:住信SBIネット銀行などへの振込。手数料無料(振込手数料は自己負担)・反映まで数時間〜翌営業日
- コンビニ入金:セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマートなど。即時反映が多いが、1回あたりの手数料(770円〜)が発生
初めての入金であれば少額(1,000円〜)から試してみることをおすすめします。Coincheckのビットコイン購入は500円から可能です。
ビットコインの購入手順
入金が完了したらビットコインを購入できます。Coincheckには主に2つの購入方法があります。
販売所(簡単・初心者向け)
販売所はCoincheckが提示する価格で即時に売買する方法です。操作が非常にシンプルで、「購入する通貨・枚数(または金額)を選択して確認ボタンを押す」だけで取引が完了します。ただし、販売所は買値と売値の差(スプレッド)が大きいため、約3〜7%程度のコストが実質的に発生します。まずは仕組みを体験したい初心者向けです。
取引所(コスト重視・中級者向け)
取引所はユーザー同士が注文板(オーダーブック)を通じて売買する方法です。指値・成行注文が使えます。スプレッドがなく取引手数料も低いため、ある程度の取引額になってきたら取引所を使う方がコスト効率が良くなります。表示が少し複雑ですが、慣れれば難しくありません。
購入の流れ(販売所の場合)
- ログイン後、左メニューまたはトップページの「コインを買う」をタップ
- 購入する通貨で「BTC(ビットコイン)」を選択
- 購入金額を入力(例:10,000円分)
- 内容を確認して「購入する」ボタンをタップ
- 「購入完了」の表示が出たら取引成立
購入したビットコインは「資産」画面で確認できます。
セキュリティ・安全性について(2026年時点)
2018年の事件を経て、Coincheckが現在実施しているセキュリティ対策の主な点を整理します。
- コールドウォレット管理:顧客資産の大部分をオフライン環境(コールドウォレット)で管理。ネットワーク経由の不正アクセスリスクを低減
- 二段階認証の強制:すべてのユーザーに二段階認証の設定を求めており、不正ログインのリスクを低減
- 金融庁の監視下:暗号資産交換業者として金融庁に登録・監督を受けており、定期的な報告義務・検査対象
- マネックスグループの管理下:東証上場のマネックスグループが親会社であり、コンプライアンス体制・資本力の面で信頼度が高い
ただし、取引所に資産を長期保有することには一般的にリスクが伴います。大きな金額のビットコインを長期保有する場合は、ハードウェアウォレット(Ledger等)での自己管理も検討してください。
Coincheckを使う際の注意点
Coincheckは使いやすく国内でも人気のある取引所ですが、いくつかの点は事前に把握しておく必要があります。
- 販売所のスプレッドは高め:簡単さの代わりにコストがかかります。コスト重視なら取引所を活用しましょう
- レバレッジ取引は廃止済み:2020年にCoincheckのレバレッジ取引は終了しています。現物取引のみとなります
- アルトコインの取扱数は限定的:主要通貨は揃っていますが、マイナーなアルトコインの取扱は多くありません
- 出金手数料:日本円の出金には407円の手数料が発生します(2026年3月時点・変更の可能性あり)
まとめ
Coincheckは2018年の事件という黒歴史を乗り越え、現在は金融庁登録済みの信頼できる取引所として再出発しています。スマートフォンからの操作のしやすさ・UI/UXの完成度・500円からの少額購入対応など、初めて仮想通貨を買う方にとって取り組みやすい環境が整っています。
まずは少額から体験し、仕組みに慣れてきたら取引所機能や積立機能(Coincheckつみたて)も活用してみてください。
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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品・暗号資産への投資を推奨するものではありません。投資に関する判断はご自身の責任で行ってください。掲載情報は執筆時点のものであり、サービス内容・手数料・規制は変更される場合があります。必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。